医師紹介
院長(幼児から小学生までの診療を担当)からのご挨拶

総合病院の小児科で一般小児疾患の経験を積み、子どもの専門病院で小児神経疾患の診療経験を経て、この10年以上は「療育センター」と呼ばれる子どもの発達を専門に診る医療機関にて、発達の遅れや偏りのあるお子さんの療育に従事してきました。これらの診療と並行して、子どもの発達について大学での講義や、教育委員会の就学支援委員として子どもの適切な学びの場を考えるお手伝いをしてまいりました。
私自身、三人の子育てを経験してきました。子育ての難しさ、仕事との両立の大変さに迷いながら、多くの方々のサポートのおかげで何とかやってこられました。子育ての大変さを実感しているからこそ、これまでの小児科医としての経験と療育センターでの発達障害診療の経験を生かし、お子さんの発達に不安を抱える親御さまのお力に少しでもなれるよう努めていきたいと思っております。お子さんがその子らしさを大切にしつつ、得意・不得意の凸凹の凹(苦手さ)に対して凸(得意なこと)を生かすことで、生きづらさを軽減していけるようなサポートを心がけてまいります。この度、夫婦でクリニックを開くことで、子どもから大人まで途切れのない「こころのかかりつけ医」として、人生に寄り添ったケアを提供していきたいと思っております。
略歴
- 2003年
- 東京大学医学部卒業
東京大学医学部附属病院 研修医- 恩賜財団母子愛育会 愛育病院 新生児科・小児科
- 東京都立府中病院 小児科(現東京都小児総合医療センター)
- 国立成育医療研究センター 神経内科
- 心身障害児総合医療療育センター 小児精神科
- 小児療育相談センター 児童精神科
- 横須賀市療育相談センター 小児精神・神経科
- 全国療育相談センター 小児神経科・児童精神科
- 2025年
- よつばこころのクリニック 要町駅前 開院
資格
- 日本小児科学会 専門医
- 日本小児精神神経科学会 認定医
- 子どものこころ専門医
- ADHD適正流通管理システム 登録医(コンサータ、ビバンセ)
- トリプルP ファシリエーター(ペアレントトレーニング)
委員等
- 日本小児精神神経学会 代議員(2024年~)
- 朝霞市教育委員会 就学支援委員(2017年~2024年)
- 中央愛児園 嘱託医(2018年~2024年)
- 日本社会事業大学 社会福祉学部「乳幼児精神保健学」非常勤講師(2022年~2024年)
副院長(中学生以降と成人の診療を担当)からのご挨拶

様々な困りごとにしっかりと対応できる精神科医になりたいという思いで、色々な現場で臨床経験を積んでまいりました。地域の基幹病院である都立府中病院では精神科の救急医療にも従事し、不安・不眠やうつなどでお困りの方の診療も担当してきました。当時の外来には認知症を抱える方も多くいらっしゃいました。2017年より母校の大学病院で勤務し、病棟や外来診療に加えてセカンドオピニオン外来も担当し、色々なご相談に乗ってまいりました。東大病院では思春期の研究をしていたこともあり、思春期の方も多く担当してきました。
上記の常勤と並行して、非常勤で保健所(町田市保健所の家庭訪問)や精神科病院(福井記念病院など)やクリニック(本郷東大前こころのクリニックなど)でも勤務してきました。中でも某総合商社の社内診療所には10年間以上勤務し、働く方のメンタルヘルス対応についても多くの経験を積んでまいりました。これまでの臨床経験を最大限に生かし、少しでも地域や受診される方々のお力になれるよう尽力して参りますので、末永くよろしくお願いいたします。
略歴
- 2003年
- 東京大学医学部卒業
東京大学医学部附属病院 研修医- 東京都立府中病院(現多摩総合医療センター) 精神神経科 常勤医
- 東京大学医学部附属病院 精神神経科 准教授 外来医長
- 2025年
- よつばこころのクリニック 要町駅前 開院
資格
- 精神保健指定医
- 日本精神神経学会 専門医・指導医
- 子どものこころ専門医
- 日本児童青年精神医学会 認定医
- ADHD適正流通管理システム 登録医(コンサータ、ビバンセ)
- 日本精神神経学会 認知症診療医
- 医学博士(東京大学)
- 公衆衛生学修士(ロンドン大学)
委員等
- 日本精神神経学会 精神保健に関する委員会(2017年~2023年)
- 日本精神神経学会 児童精神科医療研修委員会(2024年~)
- 日本精神神経学会 認定試験 症例査読委員(2023年~)
- 日本児童青年精神医学会 代議員(2024年~)
- 世田谷区教育委員会 教育支援チーム(2016年~)
- 宮城県東松島市自死対策連絡会 講師(2013年~2020年)
- 精神医学国際学術誌(Frontiers in Psychiatry)編集委員(2022年~)
- 思春期保健学国際学術誌(Journal of Adolescent Health)編集委員(2017年~)
著書
- 「向精神薬と妊娠」『精神科研修ノート』p260-265, 2024年. 診断と治療社
- 「世界の若者の精神保健」『国際精神保健・ウェルビーイング ガイドブック』p101-114, 2022年. 金剛出版
- 「東日本大震災 -現場からの報告」『うつ病臨床のこんな疑問に答える -脳科学からのアプローチ-』p115-123, 2016年. 医薬ジャーナル社(共著者)
- 「精神疾患の疫学」『精神科研修ノート』p134-137, 2016年. 診断と治療社(共著者)
- 「コホートが明らかにする統合失調症」『こころの科学』p70-74, 2015年. 日本評論社
- 「思春期の発達疫学」『思春期学』p85-95, 2015年. 東京大学出版会
- 「疫学」『統合失調症』p115-127, 2013年. 医学書院
- 「こころのケアの中・長期的支援 -精神医療から精神保健へ」『災害時の健康支援』p105-122, 2012年. 誠信書房(共著者)
クリニック紹介
クリニックの雰囲気
施設基準
- 当院は医療DXを推進し、質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行います。医療DX推進には以下の事項等を含みます:オンライン請求、オンライン資格確認、電子処方箋(整備中)、医療費助成のオンラインによる資格確認
- 当院は受診された患者さんに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
- 診療報酬の区分・項目を記載した明細書をご希望の方はお申し出ください。無料で交付いたします。
- 当院は大規模災害等、患者さん・スタッフが来院できない万が一の不測事態に備えて、オンライン診療を行う体制も整備しておりますが(オンライン診療の初診では向精神薬を処方いたしません)、普段は対面での診療を基本としております。